Navis worksにモデルを読み込んだ時、部屋名などの図面上の注釈が同時に確認できるといいなーと思ったことはありませんか?そんなときは、モデルと図面を重ねてみましょう。
用意するもの
- 3D----NWCファイル
- 2D----DWG/DXFファイル(その他NavisWorksで読み込める形式であれば何でも構いません。)
ここではRevitのサンプルファイル「rac_advanced_sample_project 」を使用します。Revitでこのファイルを開きます。
モデルの書き出し
(1) 3Dビュー{3D}を開く
(2) [アドイン]-[外部ツール]-[NavisWorks2016]でnwcファイル(①)を作成
図面の書き出し
(1) [平面図]-[01 - Entry Level]を開く
(2) [R]-[書き出し]-[CAD形式]-[DWG]で既定値の設定のままDWGファイル(②)を書き出す。
NavisWorksで読み込む
NavisWorksで新規のファイルを作成します。
モデルの読み込み
(1) [ホーム]-[追加]でモデルのデータ(①)を追加する。
(2) 同様に②を追加します。
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モデルと図面がずれている? |
Revitから出力した場合は、基本的に3Dと2Dは同じ座標系なので位置がそろうはずですが、ずれている場合は、モデルを移動します。[選択ツリー](表示されていない場合は、[ビュー]タブ-[ワークスペース]パネル-[ウィンドウ]-[選択ツリー]に✅)
(1) 選択ツリーでモデル(①)を選択し、右クリック-[単位と変換]を選択。
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モデルを右クリック |
(2) 単位と変換ダイアログボックスの[原点]グループの[原点]を 0,0,0 としてOK。
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原点を0,0,0に |
これで位置合わせはOKです。
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モデルと図面の合体 |
図面の線とモデルの面が干渉して多少見えにくいので、図面のZ座標をわずかに移動します。
(1) 選択ツリーで②を選択して右クリック-単位と変換を選択。
(2) 単位と変換ダイアログボックスの原点でZ座標を50程度に設定しOK。
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図面のZ座標をわずかに上げる |
図面の注釈情報が加わると、モデルのチェックがさらにやりやすくなりますね。
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注釈が加わったモデル |
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