カテゴリ(1)

Revitのカテゴリ≠Navisのカテゴリ

RevitユーザーがNavisWorksを使う場合、一番混同するのが「カテゴリ」だと思います。Revitにとって、カテゴリは要素の分類ですが、Navis Worksのカテゴリはちょっと違います。RevitのデータをNavisWorksに読み込んで、Revitのカテゴリで要素を検索する方法を説明します。

Step by Step

プロパティウィンドウと項目検索ウィンドウを表示します。
(1) [ホーム]-[表示]-[プロパティ]と[選択と検索]パネル-[項目を検索]を選択して、プロパティウィンドウと項目の検索ウィンドウを開きます。
項目を検索 と プロパティ
(2) 各ウィンドウを画面の下部にドッキングします。
(3) 任意の壁を選択して、プロパティウィンドウに注目します。

プロパティのタブ=カテゴリ

壁を選択すると、プロパティウィンドウは下の図のようになります。
このとき、選択した要素の状況に応じて、いくつかのタブパネルがが表示されますが、NavisWorksではこのタブのことをカテゴリと呼びます。
Navisのカテゴリはプロパティの分類のこと

Revitの「カテゴリ」は、要素の持つプロパティの一つであり、Navisではたくさんあるプロパティの分類を「カテゴリ」と呼んでいます。

それではRevitのカテゴリはどのタブ(カテゴリ)に分類されているかというと、『要素』カテゴリに分類されています。要素タブをクリックして確認してください。
Revitのカテゴリは、[要素]カテゴリに分類されている。

検索

次に、項目の検索パネルを見てください。項目の検索の「カテゴリ」のプルダウンリストをクリックしてみてください。
ここにはすべての要素の「カテゴリ」が並んでいます。
カテゴリ=プロパティのタブ
Revitカテゴリ「壁」の要素をすべて選択してみましょう。項目の検索ウィンドウで

  • カテゴリ:要素
  • プロパティ:カテゴリ
  • 条件:=
  • 値:壁

と設定します。
検索条件の設定
次に「検索する場所」で該当するファイルを選択して「すべてを検索」をクリックします。
すべてを検索
これで、Revitカテゴリ「壁」に属する要素全てを選択できます。
すべての壁が選択された

選択条件を保存

何度も使う検索条件は、エクスポートして保存することができます。項目を検索ウィンドウの[エクスポート]をクリックして、名前を付けて保存します。
再度使いたい場合は、[インポート]ボタンで読み込めば復元できます。

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